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【151話】ドリフトミノー完成までの道のりpart5

川バス専用ミノー
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【150話】part4から続きです…

プロト第3段の到着

プロト第2段から約2か月後、2020年7月にようやくプロト段3段の15個が到着しました。

今回は前回のプロトで掴んだ『ミノーデザインの全体的方向性』からリップ幅とリップ角度を決める事が第一の目的になります。

ただ…リップ幅、角度といっても、リップ構造的に決めなければならないのは、リップ幅3ヶ所、角度も3ヶ所になります。
それぞれ『だいたいこの位で…』というアタリは前回でついているので、今回のプロトは『1㎝&1度単位』で細かく分けた15種類になります。
それを、いつもテストするポイントにもって行き泳がせます。

その結果…明確にいい泳ぎをしたプロトが2つセレクトできました。

自分の理想の泳ぎに近いプロト

その2つのプロトは『ドリフト』という点だけで考えれば、かなり理想的な泳ぎをしてくれます。
ただ…流れのない『止水域』で再度テストすると、水を掴む力が強く『早巻き』だと姿勢を崩しやすく、少し扱いにくい印象が残ります。
ここをどうするのか?

ドリフトに特化させるか?

ドリフトに特化させるか?
それとも止水域でも普通に『ただ巻き』で使えるようにするか?

ここは…正直かなり悩みましたが、結論として
『ドリフトは当然として、止水域でも普通に使える』
そこを目指す事にしました。

理由は…
川バス釣りに慣れ親しんだアングラーはもちろんの事…川バス初心者、ルアー釣り初心者の人でも普通に扱えるミノーが作りたい。
そんな私の個人的想いがあったからです。

初心者でも扱えるドリフトミノー

満足するレベルでドリフトしてくれるデザインは完成しました。
後はもう少しドリフト中に1か所に留まる動きをしてくれるようにする。
そして、止水域での『ただ巻き』でも使えるようにする。

ここをテーマに第4段目のプロトをデザインします。
このデザインのキーポイントになるのは、リップのもう1か所に『角度・アングル』を持たせる事です。
これがドリフトミノーの『トリプルアングル構造』の最後の角度(アングル)になります。

part6に続く…

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