SmBD net Shop
CLICK!!
PR

【157話】不都合な真実

特定外来生物法
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

初めて出会った『不都合な魚』

今から十数年前…埼玉を流れる入間川で出会った魚…

その名は『スモールマウスバス』

『えっ!マジか!!』

『この川にはスモールが居るのか!!』

これが…私の『スモールマウスバス道』のスタートでした。

川には居るハズのない魚

30年以上バス釣りを楽しむ私にとってスモールマウスバスという魚は…

大昔、金沢に住んでいた頃…

同県の小規模ダムでスモールマウスバスが釣れるという話を聞き、釣り仲間とアルミボートを持ち込み半日でS~Mサイズを50本位爆釣した…そんな記憶はあるものの…

基本的に野尻湖、桧原湖…等の一部の限られた水域にのみ生息している魚。

そんな認識であった私にとって、入間川で突然出会ったスモールマウスバスは衝撃でした。

バス雑誌への投稿

以来…川に通い、コンスタントに釣れだすと、当時愛読していたバス専門誌の読者投稿欄に自慢の『BIG川スモール』の写真を投稿しました。

しかし…何度投稿しても私の写真は掲載されません。

他の掲載されている写真と比べて、私の『50アップの川スモールマウスバス』が見劣りする事はない。

いや…むしろ勝っている。

なのになぜ?掲載されないのか??

芽生える疑念

その疑問の『理由』は直ぐにわかりました。

ただ…わからないのは…

『なぜ…そんな事をするのか?』

首都圏の河川で“スモールマウスバスが釣れる”という、まだ認知されていない『この事実』…

単純に考えれば業界的にはプラスになるであろう、にも拘らず…

その『理由』に「特定外来生物法」の制定が絡んでいる事は想像できるが…

なぜ?ここまでで“徹底的”にやる必要があるのか?

パンドラの箱

その後…業界関係者の“重たい口”から話を聞く中で、そこには『パンドラの箱』があることがわかってきました。

そして『パンドラの箱』は開けてはならないし、存在すら消し去る。

最も避けたい事…

それは『パンドラの箱』が公になり、それを“向う側の人々”からつつかれる事。

スモールマウスバスは、なぜ?ここまで首都圏の河川に繁殖したのか…

大人の対応

子供の世界では絶対に許されない事も、様々な利害が絡む大人の世界では『暗黙の了解』として黙認される。

『パンドラの箱』を開けたところで誰の為にもならないなら、わざわざ開ける必要もない。

今も…そう思っている。

ただ…『隠蔽』から『未来』が生まれる事はない。

子供の頃から憧れ続けた『この船』は…このまま大海を迷走するだけしかできないのか…

コメント

タイトルとURLをコピーしました