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【71話】ラージマウスバスとスモールマウスバスの違い

川スモール釣り方
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2014年から荒川水系で『川スモールマウスバス』を狙うようになり、それまで25年以上狙っていた『ラージマウスバス』との違いを…

釣れば釣るほどに感じます。

 

『ラージマウスバス』と『スモールマウスバス』

同じブラックバスでありながら…全く別の魚種であるかの様な『大きな』違いがあります。

【ラージマウスバス】

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【スモールマウスバス】

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(ちなみに私の感じる『違い』は、あくまでも河川のスモールマウスバス限定になります。
野尻、桧原湖等の湖のスモールマウスバスにも当てはまるのかは不明です)

まず一般的に言われている事として…

 

【1】低水温を好む。

日本で有名な生息場所として、まず野尻湖(長野県)や桧原湖(福島県)など寒い地方があげられます。
九州、四国など温暖な地域でのスモールマウスバスフィールドは聞いたことはない。
ただ、関東地方の河川に広く生息している点で寒い地方でなければ生息出来ないわけではないみたいですが、何が境界線となるのかは不明です。

2,流れがある場所を好む。

河川など流れがある場所に適性がある。
関東でも多摩川水系荒川水系相模川、小貝川、鬼怒川、渡良瀬川那珂川などはスモールマウスバスフィールドとして有名。

3,どう猛である。

釣り上げる際のファイトがラージに比べて強い。

ラージマウスバスのプラス10㎝の引きがあるなんて言われたりもしてます。

4,平均的サイズは小型

スモールの50㎝はラージの60㎝に匹敵すると言われたりしてます。

50アップが釣れる確率はスモールマウスバスの方が低く貴重性が高い。

 

一般的にはそんな違いがあると言われてます。

 

では、次に私が感じた違いとして…

 

1,回遊性が高い。

1ヶ所にじっとしてない。回遊している。

ストラクチャー(障害物)に依存する事があまりない。

ラージマウスバス釣りでポイントに『先攻者』が居ると『あちゃ~』ってがっかりします(笑)

その先攻者が居なくなり、直ぐにそのポイントに入り直しても釣れる気はあまりしない(実際に釣れない…場合が多い)

 

しかし、スモールマウスの場合は『先攻者』が居なくなれば、そのポイントに入り直す事にまったく抵抗感がない。

なぜなら、回遊性が高いスモールマウスは直ぐに新しい魚が入って来る可能性がラージマウスに比べて高いからです。

先攻者が居なくなり、10分後にBIGスモールマウスが釣れるなんて事はよくあります。

ポイントが潰れるって感覚があまりないのがスモールマウスバス釣りです。

2,急流の中に『ビッグ』は潜んでいる。

普通の流れではなく『サラシ』(白い気泡)ができるような急流。

私がスモールマウスバスを狙うようになって一番驚いた事ですが、『まさか!!こんな急流に魚が居るわけない。もし居たとしても餌を食べる場所ではない』……

しかしそんな急流でこそ体力のあるBIGスモールマウスバスはヒットします。

スモールマウスバス釣りで『流れ』は絶対に外せないポイントです。

3,警戒心が強い&目がよい。

人の姿にはすごく敏感で、『見えバス』は子バスだけ…デカいのはあまり見たことない。

なので…サイトフィッシングは難しい。

そして基本的に『二度食い』はしません。
ラージマウスでミスバイト直後にもう一度バイトする事はたまにありますが、ビッグなスモールマウスは特に『二度食い』はまずありません。
また、ショートバイトも多い。『本気食い』をなかなかしてくれない時がある。

私の場合はルアーのカラーは基本的にナチュラル。フックは小さめのシルバーに交換したりフェザー付きに交換したりしますが……効果は正直??です。

4,朝一、夕方、マヅメなどは釣果に関係ない。

ラージマウスは朝一や夕方はチャンスタイムですが、スモールマウスはあまり関係ない気がします。
朝一よりも昼間の方が釣れる。なんて事がよくあります。

フィーディング(餌を食べる)タイミングが非常にわかりづらいです。

5,『点』で食わせる釣りがマッチする。

ラージマウスは比較的『線』の巻きの釣り(スピナーベイト、バズベイト)がマッチする事がありますが、スモールマウスにはあまりマッチしない印象が強いです。

スモールマウスには逆の『止める』&『スロー』な釣りが釣果につながる事が多いです。

私の私見ですが…スモールマウスバスは獲物への射程距離が短く、その射程距離に入ったものだけ効率よく捕食している印象です。
ルアーを早く動かすとスモールマウスの射程距離に一瞬入っても直ぐに外れてしまうので食って来ないのではないではないのかなって思います。

以上になります。

 

偉そうに…私自身の勝手な私見になる部分もありますが、もし今後の参考になるような点がありましたら…参考にして下さい。

また、『それは違うよ~』なんてご意見があれば是非宜しくお願いします。

この記事を書いた人
yasu

スモールマウスバス道/SmBD代表

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コメント

  1. スプーン より:

    毎回記事を読み勉強させていただいています。
    今回も為になる内容で非常に勉強になります。
    そして今回の記事も納得するものばかりでしたが1つだけ気になる物がありまして…それが「射程距離」に関してなのですが、バス単体で動いているのは記事の内容どうり射程距離か短く感じるのですが、集団で動いているやつらは射程距離か広く感じます。
    前にスクールを見かけて5メートル離れた場所に虫系のワームを投げたら着水と同時にワームへ向かい襲ってきました。
    この場合は恐らくスクールで周っているから他のバスより速く食べなくてはいけないという心理でバスのアンテナが高くなっていたのかな?と自分の中では結論着けました。
    そしてその場所は激しい流れ込みなどが無い場所だったので、流れ込みの利点の「効率よく餌を食べる場所」が無いためにバスたちは結束してスクール化してチームプレーで餌を追いやろうとはするけど、内心は腹が減ってるから五感のアンテナを高くして誰よりも一番に食べようとしている…つまりは判断能力が低下した状態なのでは?という仮説が自分の中にできました。
    つまり何が言いたいかというと単体の時は争わないで済むからアンテナは低く、スクールの時は高いのかな?と自分の中では思っていまして、そして流れ込みの中のバスが理性が無いみたいなのと同じでスクール状態の時もバスの判断が鈍くなるのかな?という疑問があるのですが、もしよろしけろばyasu様の意見をお聞かせください。
    うまく纏められずに長文になってしまいすみません。m(__)m

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