関東地方も本格的な春を迎えて、気温水温共にドンドン上昇し、一般的には川スモールマウスバス釣りもいよいよ本格的なシーズン到来です。
ただ、この4月という季節が“なんとなく苦手…”なんて方はいないでしょうか?
それは…実は『私』です(笑)
理由を一言で言えば…『中途半端』な季節だから。
どの辺が『中途半端』なのかというと…
私的な本格的シーズン到来は『巻き』のルアーにスモールマウスが積極的にアタックしてくる季節の到来ですが…
その為にはスモールマウスがベイト(小魚)を積極的に捕食をする事が鍵になります…
そしてスモールマウスがベイト(小魚)の捕食を積極的にスタートするタイミングはやはり『鮎の遡上』とリンクすると私的には感じてます。
鮎に合わせてスモールマウスも流れ込みに一緒に入ってくるイメージです。
そしてその『鮎の遡上』はGWを過ぎた頃になるので、今の時点でも遡上の鮎は多少いるのですが…やはりまだまだ数は少ない。
もちろん現時点でベイト(小魚)を積極的に捕食する固体も居ますが、エビや川虫といった容易に捕食できるものに対して意識がまだ強いスモールマウスの方が割合的には高いと感じます。
なので、エビや川虫系のドリフト(川の流に乗せる)の方が確実に釣れる可能性は高い、しかしこの釣りはサイズは選べない。
そして『巻き』の釣りでは釣れる確率は低いが、釣れればBIGスモールの確率が高い。
そんな所が私的にはなんとなく『中途半端』なので…釣りもどっち付かずの中途半端になりがちです。
ただ、そんなこの時期でも川スモールマウスを確実に狙う上で有効になるのが『セカンドポジション』の釣りです。
『セカンドポジション』とは?
これはスモールマウスバスの『ポジション』になりますが…
私はシンプルに3つの『ポジション』に別けて考えています。
1.『ファーストポジション』
2.『セカンドポジション』
3.『サードポジション』
『ファーストポジション』とは『流れ込み』や『瀬』の川の流れが早い場所にポジションして、小魚を待ち伏せしている状態です。ヤル気が120%
『セカンドポジション』とは『ファーストポジション』に入る前の段階で待機をしている状態です。
上流方向に目を向け流されてくる容易に捕食可能な川虫、エビ等を待ち伏せしている状態です。ヤル気が50%~70%
そして『サードポジション』は休息時間で基本的に補食はしない状態です。ヤル気が0%
この時期はこの『セカンドポジション』に居るスモールマウスを狙うのが最も釣果に繋がりやすい釣りになります。
そして有効なリグが『スプリットショット』です。
ノーシンカーやネイルシンカーでの『オフセットリグ』も水深が浅い(1m未満)であれば有効ですが、『セカンドポジション』になる場所がやや水深がある『流れのヨレ』になる場合も多いので、その場合はやはり『オフセットリグ』です。
【オフセットリグ解説】
スピニングタックルにライン(糸)はナイロンの8ポンド(もっと細いラインでもよいですが、BIGサイズが掛かった時が危険です)
フック(針)はガード付きのマス針。
この『スプリットショットリグ』を川の上流方向にキャストして、ラインのたるみを取る程度にリールをゆっくり巻きながら下流方向に『コロコロ』小石が転がる様なイメージで流します。
(この釣り方を『ドリフト』と言います)
☆私自身の実釣動画です☆
1.https://youtu.be/XvNjiDli-JE
☆46㎝&40㎝の川スモールマウスバス。水深が約50㎝程度の浅い場所☆
2.https://youtu.be/GtW3JHs2anQ
☆43㎝の川スモールマウスバス。水深が2m程度の水深がある場所☆
3.https://youtu.be/BG9SA6WpS8E
☆44㎝の川スモールマウスバス。テトラ帯が絡む水深が1m程度のやや水深がある場所☆
4.https://youtu.be/GifNm8urTvg
☆41㎝の川スモールマウスバス。テトラ帯が絡む水深が2m程度の水深がある流れのヨレの場所☆
5.https://youtu.be/IMMWFsj-wkM
☆数釣り。水深が50㎝程度の浅い場所☆
動画を見て頂ければイメージ出来ると思いますが、上流から自然に流される『川虫、エビ』をルアーで演出することが釣果のポイントになります。
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