『ドリフトの釣り』そう聞いて…
『もちろん知ってる』って方と
『うん??なにそれ??』って方がいると思います。
この『ドリフトの釣り』は川スモールマウスバスを狙う上では必ず知っておいた方がよい“釣り方”の1つになります。
川スモールにおすすめのルアーは下の記事で!!↓↓
川バス攻略 ドリフトの釣り
私が年間通して川スモールを狙う上で“釣り方”を簡単に分けるとすると…
1.『巻きの釣り』ミノーやシャッドを投げて巻く釣り。
2.『放置の釣り』ワームを1箇所に放置をして動かさない釣り。
そして3.『ドリフトの釣り』
この3種類になります。
『ドリフト』って聞くと…まず土屋圭一さんやイニシャルDを思い出す方もいると思いますが…(笑)
あの『ドリフト』は車の後輪を滑らせながらコーナーを曲がるドライビングテクニックになりますが…
それと語源的には同じだと思いますが…
釣りの場合のドリフトは『滑らせる』というよりは『流す&漂わせる』になります。
この“釣り方”は『川』という『流れ』が存在する場所のみで可能な釣り方です。
要するに『川の流れ』に合わせて『ルアー』をそのまま下流へと『流す&;漂わせる』釣りです。
大半は『ワーム』を使いそのままコロコロと川底を転がすのが一般的ですが…
『ハードルアー』や『虫系ルアー』で水面を流す場合などもあり…
『ドリフト』の後に『巻いたり』『放置したり』を組み合わせをする事も多いので、この『ドリフトの釣り』を覚えると川バスの釣りの幅がグーンと広がると思います。
リグ的には『スプリットショット』『キャロライナリグ』『ノーシンカー』『ダウンショット』『ネコリグ』などワーム系の釣りであれば全て可能で…
水深や流れの早さ等でシンカーの重さは使い分けます。
私の場合は『スプリットショットリグ』でシンカーの重さは3㌘~5㌘を使う事が多いです。
『ドリフトの釣り』に関して…
まず狙う川スモールの状態としては『巻きの釣り(ハードルアー)』では反応しない(釣れない)魚を狙う感じです。
『巻きの釣り(ハードルアー)』で釣れる魚は小魚を追っかけ回して積極的に動き廻る魚で…『やる気度数』は100%です。
この『巻きの釣り』で釣るのがバス釣りの最大の魅力ですが…
正直…バスがこの『やる気100%』状態の時間は非常に短時間で、この魚に出会える確率は季節にもよりますが…そんなに高いものではありません。
スモールマウスバスにとって小魚は非常に栄養価が高く…餌として最高の対象ですが…
動きが早いので補食の難易度が高く、かなり体力を必要とする補食行動になるため、それなりに条件が揃わないと行わない行動になると思います。
それに対して『ドリフトの釣り』で狙うスモールマウスの状態としては、上流からゆらゆらと流されてくる『川虫、川エビ』を待ち構えている状態です。
補食対象として『川虫、川エビ』を『小魚』と比較した場合は栄養価値としては低くなるとは思いますが…圧倒的に補食に関しては簡単です。
なので…私の経験からいっても『小魚』は食わないけど、『川虫、川エビ』は補食する状態でいるバスは非常に多いです。
この『ドリフトの釣り』は『川バス』を狙う上では必要不可欠な釣りになります。
『川の流れの攻略』が『川バス攻略』に直結します。
もし…参考点があれば参考にして下さい。
動画で使用しているワームはこちら↓↓
コメント
はじめまして。
去年の晩秋からyontubeでの動画に刺激されて
河川でのバス釣りを再開したものです。
色々な動画を拝見させていただきましたが、
どうしてもドラフトの釣りというものが出来ているのかいないのか、
半信半疑な状態でやっております。
スプリットでの釣りが多いかと思いますが、根掛かりばかりで
うまく流せている気がしないのと、ラインの弛ませはどれくらいが良いのか、着底して転がせているのかどうかも怪しいですので、どうしても重いシンカーになってしまい根掛かり…いつも頭にクエスチョンマークが残ったままで釣りをしている状況です。
どの辺りを気にしてドリフトされているのかご教授頂けると幸いです。
ぺいさん
やはり…ドリフトの釣りはコツがあると思います。
1本釣れればイメージが湧くと思いますが…釣れるまでは???が多いと思います。
まずは流れの早いところでなく、緩やかなエリアでやるのがよいと思います。
5㌘位のシンカーを使ってゆっくり転がる位の場所がよいと思います。
なので…イメージとしては『ドリフト』よりも『ゆっくり転がる放置』の方が近いですかね。
ある程度の流れのあるエリアはシンカーの根が掛かりも多く、食わせるのも難しいので、まずは『超スローなドリフト』で食わせる感覚を掴むのが良いと思います。
yasuさん。
早速のご回答ありがとうございました。
コツを掴むためにまずアドバイスいただいたように
流れの緩やかな場所で習得してみたいと思います。
ありがとうございました。