ブラックバス釣りでの『新しい釣り場ポイント開拓』…
一昔前の地図を片手に野池なんかを片っ端から廻る…なんてのはもう過去の話でしょう。
現在は…このブログの【28話】【45話】でも紹介しているGoogle mapの航空写真を使う方法なんかはスタンダードになり誰しもが使う方法になってると思います。
他にもブログ等のWebサイトを活用してダイレクトにエリアの『釣れるポイント・釣果』等の様々な情報を簡単に得ることも可能です。
ただ、それらの多くは有名ポイントでアングラー(釣人)の数も多く『自分だけのお宝ポイント』とは程遠い感じです。
今も昔も『自分だけのお宝ポイント…』そんな場所を発見する事は困難です。
決して夢の話ではないとは思いますが…
かなりの「労力」と「時間」そして「装備」も必要です。
なぜなら誰も行った事のない場所へ行くには『藪(ヤブ)・林』等を鎌を片手に掻き分けながら、“道なき道”を切り開く必要があったり…
これはやったことがある方なら分かると思いますが…想像以上に過酷です。
「蜘蛛の巣」まみれで…やっとの思いでポイントに到着しても…キャスト不能な場所でそのままUターンしたり…無理してキャストしてルアーロストしたり…ぬかるみにハマったり…
その繰り返しが2.3回あれば…心は『ポキッ』っと折れます(笑)
皆さんも『新ポイント発見』に行くなら、効率よく無駄なく…そして確実に『新ポイント発見』が出来る事を望むと思います。
そこで今回は特にこの冬場の“シブい季節”に『新ポイント開拓』するときの重要ポイントを考えてみます。
ちなみに皆さんは『新ポイント開拓』をするとしたら…どのタイミングを選びますか?
1.前日から『明日は新ポイント開拓しよーう』って前もって決めて朝一から開拓に向かう。
2.とりあえずいつものポイントに行ってみて“ダメ”だったら新ポイント開拓に向かう。
3.とりあえずいつものポイントに行ってみて“釣れた時”に新ポイント開拓に向かう。
おそらく1.の“朝一から”か2.“釣れない日”に行く方が多いのではないでしょうか?
3.の“釣れた時”にわざわざ未知なる場所を探しに行こうとは思わないのが普通だと思います。
その釣れた場所で更に釣り込むか、知ってる別のポイントに移動して更なる釣果を期待すると思います。
ただ…特にこの冬場のシブいバスを狙うにはフィールドのコンディションは重要です。
コンディション(気温、水温、風)が悪いと、この時期のバスはルアーを食わないですし、冬のフィーディング場所(餌場)にも行きません。
バスが『釣れる・釣れない』がフィールドコンディションによって大きく左右されるのがこの冬の時期です。
要するにフィーディング場所(釣れる場所)であってもルアーを食べる日と食べない日がくっきり別れるのが冬の特徴なので、いつも行くポイントで釣れない日は他のポイントでも釣れない可能性が高いと言うことになります。
と言う事は、2.の“釣れない”時に開拓して…もし正解のフィーディング場所『お宝ポイント』に「奇跡的」にたどり着けたとしても…結果的にその時バスが釣れなければ、『ここは釣れない場所』って消去していまい。その「奇跡」を見逃してしまう可能性があります。
3.の“釣れる日”であれば…フィールド全体のコンディションもよい可能性が高く、他のポイントでも釣れる可能性が高い。
当然『お宝ポイント』にたどり着ければ、そこでも釣れる可能性が高いので『新ポイント発見率』が格段に上がります。
なので…『新規で新しいお宝ポイント』を発見するためには、フィールドコンディションがよい“釣れる日”に行うことが特にこの冬場は大切です。
では…冬場のフィールドコンディションがよい日とは…?
先の【45話】【46話】にて細かく書いてますが…
『気温安定の日が2.3日続いた後の気温が上昇する日です』
こんな日は冬のバス達がエサを食べに動く時です。
是非…参考点があれば参考にして下さい。
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