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【145話】ドリフトミノー完成への道のりpart1

川バス専用ミノー
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川バス専用ミノー

私が川バスを狙いはじめて以来、ずっと頭の中にイメージとして存在していた…

『流れに負けない、流れを利用するミノー』

『こんな風に泳いでくれるミノーがあったら…必ずもっと釣れるのに…』

“いつかは、そんなミノーを自分で作りたい”
釣り仲間と飲んだ時など酔っ払って“そんな話”を永遠としたりしたものでした。

しかし…現実的には、一個人がプラスチックミノーを1から作るという作業は、金型から作製した場合…最小ロット数の作製であったとしても、『新車の軽自動車』が買えるくらいの費用は必要になります。

その費用は、当然私の『遊び』にかけられる金額を遙かに越えており、『川バス専用ミノー』作製は…簡単に取りかかれるモノではありませんでした。

そんな現実との間の中で“作りたい”気持ちだけは、ずっとありましたが…
その後も『川バス専用ミノー』の話が具体的に進展する事はなく、ズルズルと時間だけが経過していきました。

昨年夏のあるきっかけ…

しかし…そんな中、昨年夏に個人的な仕事上での大きな転機がありました。
その出来事は私にとってプラスの要素は全くなかったのですが…
結果的に、その出来事がきっかけになりました。

具体的な事は、この場で言えないですが…

『一度きりの自分の人生』だから…

そんな考えの中…『川バス専用ミノー』作製の話は“ゆっくり”前に動き出しました。

やっと作製開始

私の知り合いに『シーバスルアー作製』をしていた人がいて、その人からミノー製作過程や期間、金額の話は聞いていたので、頭の中で完成までの道のりは『こんな感じなのかなー』って、勝手なイメージはありました。

しかし…実際に何人かルアー作製業者の方と話をすると…

『ミノーを金型を作って一個人で作製する?!
そんな人は…正直、居ませんよ~』

ほぼ…そんな感じで、一応お客様の立場の私に対しても、遠回しに『やめておいた方がいいですよ…』的な反応が大半でした。

『なんか…完成までのイメージが全然違う💦』

一言でルアーを作るといっても、個人でハンドメイドルアーを数個作るのとは違い。
サンプルからテストを行い、きっちり『金型』を作って作製し、塗装をするミノーを作るとなると最小ロットでも数千個単位が一般的で、それを個人でやる人は居ない…とのこと。
当たり前ですが…数千個のルアーを個人的に作製する人なんて居ない訳です。

スピーナーベイト、チャター、ジグなんかのいわゆるワイヤーベイト系であれば、小ロットからの生産が可能で、そちらを勧めてくる業者の方も居ましたが…
自分の中では『ミノー』以外で明確に自信を持ったイメージが浮かぶルアーはありませんでしたし、とりあえず『手っ取り早い』という理由で、“釣れる根拠のないルアー”を作るつもりはありませんでした。

業者の方と打ち合わせ

その後も…何人かの業者の方と電話等で具体的な作製後の話や私の状況(YouTubeやブログの活動を通して、作ったルアーをネット販売する…等)の話をしていくなかで…
この個人での“無謀な?”ミノー作製にも関わらず、誠実に対応してくれた業者の方が1人いらっしゃり、その方と1度直接お会いして具体的な話をさせて頂く事にしました。

具体的な生産コスト、作製期間等の実際にミノーが完成するまでの流れの確認をさせて頂き…
生産個数等のこちら側の意向を最大限に組んでもらうといった…電話同様の誠実な対応をして下さった事で、信頼できる方であると感じ。
こちらの業者の方に『川バス専用ミノー』の作製依頼をする事を決めました。

無謀なチャレンジ?

正直…このミノー作製に関しては、私の回りでも反対意見が多かったです。
“そんなの作って買ってくれる人なんて居るのか?”

しかし…誰に何を言われたとしても、私の中では既に気持ちは決まってました。
『人生一度きり』

もし、このまま作製を断念したら、何年後かに振り返った時に『あの時やっておけば…』なんて後悔する事になる…

『やらないで後悔するより、やって後悔した方が遙かによい』
その方が自分らしい…笑

『無謀』は承知の上で『川バス専用ミノー』の作製はスタートしました。

【ドリフトミノーpart2に続く】

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