2017新年~初バスがまだ釣れてない…私です…
12月と1月の違いはやはり…『水温』
最高水温で9度を切り出した中での『パターン』が絞りきれない状況です。
解決策は…とにかく『フィールド』に足を運ぶしかないですが…
(※写真※昨年2016年の最大サイズのラージ。今年の目標はこれ以上のスモールを釣る事)
★このラージの詳細は【26話】にあります★
と言う事で…今回は以前から釣り場で気になっていたバス釣り『マイウォーター』に関して書こうと思います。
ちなみに皆さんは『マイウォーター(my water)』って聞いたことありますか?
直訳で『自分の水』…
バス釣り初心者の方など…はじめて聞く方も多いのではと思います。
『マイウォーター』とは…?
ちなみに…皆さんはバス釣りに行き、狙いのポイントに到着すると、既に先行者の人がそこに居た場合はどうしますか?
そのまま別のポイントに移動する場合もあるとは思いますが…
本命場所であったりすれば…とりあえずその先行者の周辺でキャストを開始する事もあると思います。
では…その時にその先行者の人からどのくらいの距離をとるでしょう?
真横に陣取り同一ポイントにキャストを開始する人はいないとは思いますが…(笑)
まさにその『距離感』こそが…『マイウォーター』の問題です。
バス釣りをする皆さんであれば…当然そのポイントの“優先権”が先行者にあることは理解出来ると思いますが…
ではその先行者の優先範囲は具体的にはどの位の範囲なのでしょう?
『30m~50mは離れましょう』なんて明確に定められた規定などは当然ありません。
なので…現実的にはその『距離感』はアングラー一人一人の個人判断やポイントの状況等に委ねられている部分が大きいと思います。
ちなみに、私の認識している岸釣りでの『マイウォーター』の範囲はその先行者がワンキャストで届く範囲内です…
要するにその先行者がワンキャストで届く範囲内には後続者は入らないようにする…です。
しかし、現状では日本各地の各々のポイントによってその『マイウォーター』の範囲はバラバラだったり、そもそもなくなってしまっている場所も存在しているのが現実であると思いますし、そもそも『ワンキャスト範囲』と言っても…使用してるタックルによってその範囲は大きく変わってしまったりもします。
一昔前の『バス釣りブーム』全盛期の河口湖では湖岸2~3m間隔でびっしりアングラーが立ち並び『ゲーリーのグラブ』をキャストするのは目の前だけだったり…
現在でも『温排水』が絡む有名ポイントではワンキャストの範囲内に4人~5人が混在…なんて場所もあったりします。
更に日本のバス釣り界の最高峰のプロトーナメントであるJBのトップ50の舞台であっても…
昨年の野村ダム戦では有望な最上流部にアングラーが集結して大船団となり…『マイウォーター』は崩壊して超接近戦が展開されたり…(小森嗣彦プロが愚痴る…(笑))
はたまた私…個人的には…
後続者が変なオヤジなら『マイウォーター』範囲は広がり…
綺麗なおねぇちゃんだったら『マイウォーター』はなくなる…(笑)
その様な現状の中で現実的に『マイウォーター』を明確に規定すること自体が不可能な事ではあると思います…
ただ…私がこの『マイウォーター』に関して思う事として…
釣り場での先行者はもちろん日本全国のバス釣りをする通称バサーと呼ばれる人達は基本的に全員がお互いに面識ないほぼ赤の他人です。
ただ…そんな赤の他人同志でもフィールドに立つバサー全員の共通部分があるとすれば『気持ち良く釣りがしたい』って思いは全員の共通部分であるのは間違いないと思います。
休日にわざわざ時間を作り、大して釣れないバス釣りに『今日こそはもしかしたらデカイのが釣れるかも~』なんてワクワクしながら釣り場にやって来た事は間違いないと思います。
ですから…最低でも不必要な不快感をお互いに与えてしまう様な行為は出来る限り避けたいと思います。
ちなみに…私自身は基本的には先行者のワンキャスト範囲内には入らないようにはしてますが…
正直そのポイントによりワンキャスト範囲内にギリギリ入ってしまう様な時もあります。
ただ…その場合は必ず一声掛けます。
『どうですか?釣れました?』って声を掛けて…
その返答に対応してから『すいませ~ん。その辺にキャストさせてもらっていいですか?』って感じで。
ちなみに今まで20年間以上のバス釣り歴の中で、そう声を掛けて『ダメ』って言われた事は1度もありませんし…
自分が『ダメ』って言った事もありません。
現在フィールドで私の『マイウォーター』に無言で平気に侵入して来る人は、恐らく『マイウォーター』を知らない方なのだと思います。
なので当然悪気もないのだと思いますので仕方ないですが…
今まで『マイウォーター』に関して知らなかった方は、是非これから少し意識して頂ければ助かります。
もし、先行者のワンキャスト以内に入るときは是非『一声』を掛けて下さい。
それをきっかけに、色んな情報が聞けたりすることもありますし、それをきっかけにしてポイント情報を得る…なんて賢い方法だと思います。
『一声を掛けて』損することはないはずです。
釣り場での『モラル&マナー』は極端な話…法律に触れる様な行為でなければ、個人の自由判断に委ねられています。
『マイウォーター』問題も『そんな面倒臭い事なんて関係な~い!』って言われればそれまでですが…
ただ…今まで知らなかった&聞いたことなかったって方々で、この『マイウォーター』をご理解頂ける方は、是非これを機会に『マイウォーター』に関して少しだけでも意識をして貰えたらってお互いにとってプラスになる事もあると思います。
先行者のワンキャストの範囲内に入る場合は『一声を掛けてから…』
『一事が万事』釣り場での行動は…全て実社会での自分自身の行動にも繋がっていく事だと思います。
私自身も含めて…釣り場での小さな行動から改善出来る部分があるならば…他人のために…なんて綺麗事ではなく、自分自身の為にも改善したいですね。
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