初めて出会った『不都合な魚』
今から十数年前…埼玉を流れる入間川で出会った魚…
その名は『スモールマウスバス』
『えっ!マジか!!』
『この川にはスモールが居るのか!!』
これが…私の『スモールマウスバス道』のスタートでした。
川には居るハズのない魚
30年以上バス釣りを楽しむ私にとってスモールマウスバスという魚は…
大昔、金沢に住んでいた頃…
同県の小規模ダムでスモールマウスバスが釣れるという話を聞き、釣り仲間とアルミボートを持ち込み半日でS~Mサイズを50本位爆釣した…そんな記憶はあるものの…
基本的に野尻湖、桧原湖…等の一部の限られた水域にのみ生息している魚。
そんな認識であった私にとって、入間川で突然出会ったスモールマウスバスは衝撃でした。
バス雑誌への投稿
以来…川に通い、コンスタントに釣れだすと、当時愛読していたバス専門誌の読者投稿欄に自慢の『BIG川スモール』の写真を投稿しました。
しかし…何度投稿しても私の写真は掲載されません。
他の掲載されている写真と比べて、私の『50アップの川スモールマウスバス』が見劣りする事はない。
いや…むしろ勝っている。
なのになぜ?掲載されないのか??
芽生える疑念
その疑問の『理由』は直ぐにわかりました。
ただ…わからないのは…
『なぜ…そんな事をするのか?』
首都圏の河川で“スモールマウスバスが釣れる”という、まだ認知されていない『この事実』…
単純に考えれば業界的にはプラスになるであろう、にも拘らず…
その『理由』に「特定外来生物法」の制定が絡んでいる事は想像できるが…
なぜ?ここまでで“徹底的”にやる必要があるのか?
パンドラの箱
その後…業界関係者の“重たい口”から話を聞く中で、そこには『パンドラの箱』があることがわかってきました。
そして『パンドラの箱』は開けてはならないし、存在すら消し去る。
最も避けたい事…
それは『パンドラの箱』が公になり、それを“向う側の人々”からつつかれる事。
スモールマウスバスは、なぜ?ここまで首都圏の河川に繁殖したのか…?
大人の対応
子供の世界では絶対に許されない事も、様々な利害が絡む大人の世界では『暗黙の了解』として黙認される。
『パンドラの箱』を開けたところで誰の為にもならないなら、わざわざ開ける必要もない。
今も…そう思っている。
ただ…『隠蔽』から『未来』が生まれる事はない。
子供の頃から憧れ続けた『この船』は…このまま大海を迷走するだけしかできないのか…
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