スモールマウスバス道

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【67話】小池百合子都知事と都議会議員選挙。そしてブラックバス。

突然ですが…7月2日は東京都議会議員選挙の投票日です。
東京都民の方々…是非投票に行きましょ~う(笑)


ちなみに私は東京都民ではないので直接的には関係ないのですが…

テレビニュースで毎日これだけ報道されると…嫌でも気になります。

それに、なんと言ってもこの都議会議員選挙は、“あの”小池百合子さんの選挙でもありますから…


政治の世界とは無縁の私は政治家の方々に興味を持つことは稀なのですが…
小池百合子さんはだけは…どうしても気になる存在なのです。

もちろん面識ありません。
ただただ…ブラウン管の中の立派なお方です(今はブラウン管ではないですが(笑))

歯切れよい冷静沈着な発言を聞いていても東京都のリーダーとして大変優秀なお方なのでしょう(プライベートでは秘書に暴言を吐くことなんてありません。多分…)


しかし、私一個人(ブラックバス釣り愛好家)の勝手な感情ですが…とっても『大嫌い』です。
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知らない方も多いと思いますが…
実は小池百合子都知事』と『ブラックバスにはとても深い関係があるんです。

テレビニュースであの人の姿を見るたびに『あの時』の事が思い出されます。


『あの時』とは…

今から約12年前『ラージマウスバス』が“特定外来生物”に指定をされるかどうか?が議論されていた2005年の事です。


もし指定を受ければ『ラージマウスバス』は、国から『害魚』の認定を受ける事になり『ブラックバス』を取り巻く環境は大きく変わる事は明らかでした。


議論の中で、既に『スモールマウスバス』は指定を受けていましたが…

『ラージマウスバス』は当時300万人といわれるバサー(バス釣り愛好家)の数とそれに伴う経済効果の観点。

そして、ブラックバスの生態系への悪影響は現実的には曖昧な点も多く、特別枠として半年間の再審議になる事が専門家会議では決定しました。

更にパブリックコメント(一般の人)のアンケートでも11万3792件中反対が9万5620件で84%もの人がラージマウスバスが指定を受けることに反対しました。

そんな状況の中で、当時の世間的な機運は間違いなく『よかった~ラージマウスバスは対象外になりそうだ~』でした。


当時私は仕事で名古屋に住んでおり、ボートを購入して休日は琵琶湖や知多半島、少し足を伸ばして池原ダムなんかでラージマウスバス釣り三昧の日々を送っていた事もあり、その論議の行方には注目をしていました。


しかしある日…『急転直下、青天の霹靂』

ラージマウスバスの『特定外来生物』への指定が突然決定しました。

『嘘でしょ? なんで? なんで??』


その理由は…

当時の環境大臣であった小池百合子さんの“鶴の一声”でした。

『この法律の目玉はブラックバスだから指定する』

パブリックコメントは結果的に無視。
再審議も行わない。
専門家の意見には耳を貸さない。

完全に彼女の独断的な『大臣特権』での指定決定でありました。

その時に霞が関の机上で何が話し合われていたのか?
もちろん細かい経緯などは知るよしもありません。

ただ、あの人が最終的にブラックバス特定外来生物(害魚)に指定することを独断的に決定した事は紛れもない事実です。



あれから約12年が経過した現在…

ブラックバス』=『害魚』のイメージはしっかり日本の社会に定着しました。


私の知る小学校の先生は子供たちに『ブラックバスは周りの小さな魚達を全部食べてしまう~とても悪い魚です。』
そう子供たちに教えています。

私自身も日常生活の中で趣味の釣りの話になったとき…
釣りの対照魚が『ブラックバス』である事を相手に話す事に…ためらいを感じます。
相手の反応が『あ~ぁ…あの魚ですね…』って。
『害魚』と言わないのは私に気を遣ってるからでしょう。

更に先日TVのゴールデンタイムで、ブラックバスと同じ外来種の魚達を『害魚』として扱い、池の浄化と称して有名タレントが駆除(殺害)して…勝ち誇った様に『日本古来の生態系を取り戻す』って言ってます。

そもそも人間の身勝手な護岸工事などの開発が原因で、今や完全に失われた『日本古来の生態系』を取り戻す為に、外来種を『害魚』としてその責任を押し付け、駆除(殺害)する行為にどんな意味があるのか?
誰が得するのか?
新しい生態系だと誰が困るのか?

疑問しかありません。


日本で初めて90匹のブラックバス芦ノ湖に国の許可のもとで放流されて約100年という長い年月が流れました。

とても単純な話ですが…
芦ノ湖ブラックバスだけしか生息しない湖になってますか?

むしろ芦ノ湖ブラックバスを釣ることは至難の技です。
逆にワカサギなどの日本固有種がたくさん生息しブラックバスと共存しています。


ブラックバスという魚は確かに小魚を補食します。
ただ、ほんとうに生態系を破壊してしまう程『周りの小さな魚をみんな食べちゃう』そんな『害魚』なのでしょうか?

そして同じ魚でありながら、『日本固有種』と『外来種』を区別し、『外来種』を排除し駆除をする行為は本当に正しい事なのでしょうか?


特定外来生物法』を制定した小池百合子都知事。

この都議会議員選挙ではあの人が率いる『都民ファーストの会』は大きく躍進をする可能性があります。

もしそうなれば、小池百合子都知事は更に強い権力を持つリーダーとして、今後も更に大きな『決定』を行うのでしょう。

誰もが100%納得する『決定』などは存在しない事…
“光”があれば…そこには“影”も出来る事…

そして政治家には強いリーダーシップと強い実行力が必要である事…

素人の私でも…それ位はわかります。

しかし…私の中には12年前のあの人制定した『特定外来種法』は矛盾だらけで、自身の政治家としての『実積作り』の為だったとしか思えません。


今の小池百合子さんが12年前とどう変わったのか?
それは、知りませんが…『一事が万事』


今回の私の話は…バサー(バス釣り愛好家)として偏った見方であることは百も承知です…


長くなりましたが、最後に…

今回の『都議会議員選挙』で『都民ファーストの会』が躍進しないことを切に願います。