スモールマウスバス道

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【32話】小池百合子都知事とブラックバス

皆さんもご存知の最近『超』話題の小池百合子東京都知事
私はもちろん面識もありませんし、完全に『ブラウン管の中の立派なお方…』(今はブラウン管ではないですが(笑))
冷静な発言などをTVで聞いていてもさぞかし優秀なお方なのが想像できます。
ただ、私一個人の勝手な感情ですが…
『大嫌い…』です(笑)



知らない方も多いと思いますが、実は小池百合子都知事とブラックバスには深い関係があるんです。

私は毎日テレビニュースで登場するあの人の姿を見るたびに『あの時』の事が思い出されます。

『あの時』とは…
今から約11年前、ラージマウスバスが特定外来生物に指定をされるかどうか?が議論されていた2005年です。
もし指定を受ければ『ラージマウスバス』が国から『害魚』のレッテルを貼られる事を意味しており、『ブラックバス釣り』を取り巻く環境は大きく変わる事は明らかでした。

議論の中で、残念ながら『スモールマウスバス』は既に指定を受けていましたが、『ラージマウスバス』に関しては当時300万人といわれるバサーの数…そしてそれに伴う経済効果の観点とブラックバスの生態系に対しての悪影響の度合いが曖昧な点から特別枠に入れられ半年間の再審議という形になる事が専門家の会議で決定し、更にパブリックコメント(一般の人)のアンケートでも11万3792件中反対が9万5620件で84%もの人がラージマウスバスが指定を受けることに反対した事もあり、その当時の機運では『よかった~ラージは対象外になりそうだな~』でした。

私も当時は仕事で名古屋に住んでおり、ボートを購入して休日は琵琶湖や知多半島、少し足を伸ばして池原ダムなんかでバス釣り三昧の日々を送っていた事もあり、その論議の行方に注目をしていました。

しかしある日…急転直下、青天の霹靂。
ラージマウスバスの特定外来生物指定が突然決定しました。
『ウソでしょ?なんで?なんで??』当時は大騒ぎでした。

理由は…当時の環境大臣であった小池百合子さんの鶴の一声で『この法律の目玉はブラックバスだから指定する』でした。
パブリックコメントを無視し再審議すらも行わない、専門家の意見にも耳を貸さない、完全に彼女一人の独断で『大臣特権』での指定決定でありました。
今の姿からも何となく想像できますよね(笑)

その時に霞が関の机上で何が起きていたのか?もちろん細かい経緯などは知るよしもありませんが、あの人がブラックバス特定外来生物(害魚)に指定することを決定したのは紛れもない事実です。

あれから約11年が経過した今…
ブラックバス』=『害魚』のイメージはしっかり定着して一般的なものになりました。
私の知る小学校の先生が子供たちに『ブラックバスは周りの小さな魚達をみんな食べちゃう~とっても悪い魚です。』
そう子供たちに教えています。

私自身も日々の生活の中で趣味の釣りの話になったときに『ブラックバス釣り』である事にためらいを感じる時があります。
相手の反応が『あ~ぁ…あの魚ですね…』って、害魚と言わないのは私に気を遣ってるからでしょう。

行政に素人の私が今さら『特定外来生物法』に対してどうのこうの言うつもりはありませんが…

日本で初めて90匹のブラックバス芦ノ湖に国の許可のもとで放流されて約100年という長い年月が流れました。
今、芦ノ湖ブラックバスだけしか生息しない湖になってますか?
むしろ芦ノ湖ブラックバスを釣ることは至難の技で、ワカサギなどの日本固有種が元気にたくさん生息しています。

ブラックバスという魚はほんとうに日本の生態系を壊してしまう程『周りの小さな魚をみんな食べちゃう』そんな『害魚』なのでしょうか?

長い間ブラックバスと直接フィールドで接しているバスアングラーの人達であれば答えはわかっていると思います。

約11年前に小池百合子都知事が下した判断が正しかったのか?間違っていたのか?
現段階ではまだ明確な答えはないのかもしれません。
ただ、もし間違っていたとしても、今は都知事のあの人が何かしらの責任を取ることはないのでしょう。

そして、これからは都知事として強いリーダーシップの上でどんな決定をするのか?
都民全員が納得するような決定なんてないのかもしれませんが…都民全員その決定に従わなければなりません。
きっと11年前の私と同じ様な感情になる方も多いでしょう。

私は残念ながら東京都民ではありません…ただもし都民であったとしても~あの人に投票する事だけは絶対になかった…それだけは間違いありません(笑)